panoramic photography of Brooklyn Bridge
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動画配信サービスのParamount+は、シルベスター・スタローン主演のドラマ『Tulsa King』のシーズン5制作を決定し、撮影地をニューヨーク市に移します。主人公ドワイト・マンフレディが自身の原点へ戻る物語で、制作はすでに始まっています。シーズン4の10月16日の配信開始を前に、次シーズンの制作と新たな出演者が決まりました。

ニューヨークへの移転と新レギュラーの加入

『Tulsa King』は、スタローンが「ザ・ジェネラル」の異名を持つドワイト・マンフレディを演じるシリーズです。これまでのシーズンはアトランタやオクラホマで撮影されていましたが、シーズン5ではニューヨーク市へ制作拠点を移します。Paramount Television Studiosで実制作を統括するドリュー・ブラウン氏は、ニューヨークでドワイトの物語を続ける一方、従来の撮影地であるジョージア州も引き続き重要な制作場所だと述べています。

今回の移転により、『Tulsa King』は、テイラー・シェリダンが手がけるシリーズのうち、ニューヨークまたはロサンゼルスでシーズンを撮影する初の作品となります。シェリダンの別作品『The Madison』もマンハッタンで一部の場面を撮影しましたが、主な舞台はモンタナでした。

スタローンの娘スカーレット・ローズ・スタローンがレギュラーに昇格し、エリック・パラディーノ、グレン・フレシュラー、アンソニー・スコルディ、ニコラ・シュレリもレギュラーとして加わります。製作総指揮のテレンス・ウィンターは、引き続き脚本チームを率います。

シーズン4は10月16日開始、ドワイトの事業と仲間に危機

先に配信されるシーズン4では、ドワイトが自らの事業を合法化し、仲間を守ろうとする姿が描かれます。腐敗した政治家や新たな敵に加え、個人的な喪失にも直面し、忠誠心やリーダーシップ、野心の代償が物語のテーマになります。

シーズン4にはグレッチェン・モルがレギュラーとして参加しています。スタローンのほか、マーティン・スター、ジェイ・ウィル、フランク・グリロ、ギャレット・ヘドランド、ダナ・デラニーらも出演します。

モンタナの牧場やテキサスの石油産業を描くシェリダン作品

シェリダンのほかの作品には、モンタナやテキサスを舞台にした物語があります。『Yellowstone』では、モンタナに暮らすダットン家と、一家が守ろうとする牧場が物語の軸です。その前日譚『1883』は、ダットン家がテキサスから幌馬車の隊列でモンタナへ向かい、牧場を持つに至るまでの旅を描きます。

『Landman』の舞台は、石油産業で活況を呈するテキサスの町です。石油採掘の現場で働く人々と富豪たちを通じて、石油をめぐる富の追求を描きます。

ニューヨーク州の制作税額控除は対象経費の30%

『Tulsa King』の受け入れにあたり、ニューヨーク州の経済開発機関Empire State Developmentを率いるホープ・ナイト氏は、州の映画・テレビ制作税額控除制度にも言及しています。同州の制度では、要件を満たす映画やテレビシリーズなどの制作に対し、対象となる制作経費の30%の税額控除を受けられる場合があります。制度の財源は2036年まで年間7億ドルです。

対象経費には、州内で作品制作に直接使う物品やサービス、セットの建設、撮影スタッフ、カメラ機材、小道具などが含まれます。一部の主要関係者の報酬も上限付きで対象となり、編集、音響設計、視覚効果といった撮影後の作業費も対象になり得ます。控除は還付可能で、利用には適格な制作費の支出と、州の映画・テレビ開発担当機関が発行する割当証明書が必要です。

テレビシリーズが州外から移転し、一定の要件を満たす場合、移転後にニューヨーク州で制作する最初のシーズンについて、最大600万ドルまでの適格な移転費用を控除計算の対象経費に含められます。

州内で複数作品を制作する会社には、所定の申請件数と対象制作費の条件を満たすと、その後の作品に5〜10%の追加控除を認める「Production Plus」もあります。ただし、控除額は適格な制作費を基に州の担当機関が割り当て、証明書に記載します。