
不正アクセスで登録情報521件が流出
交通系ICカード「nimoca」の利用履歴照会サービスが第三者による不正アクセスを受け、登録情報521件が流出しました。対象にはカード番号、生年月日、サービスに登録されたメールアドレスが含まれます。
不正アクセスは2026年10月4日午前0時ごろから午後5時40分ごろまで発生しました。同日午前9時ごろ、利用者から「身に覚えのないメールが届いた」とコールセンターに連絡があり、調査で判明しました。
流出した情報を含むメールは、サービスに所定の情報が入力されると自動送信される仕組みでした。第三者がメールを直接送信したものではありません。
流出情報とカード利用への影響
対象となったのは、nimoca裏面に記載されたNRで始まる17桁のカード番号、生年月日、登録メールアドレスです。氏名、住所、電話番号、性別、利用履歴の流出は確認されていません。
ニモカは、流出情報が不特定多数に公開された事実や、不正利用された事実を確認していないとしています。また、nimocaに関する他のシステムやデータベースへの不正アクセスも確認されていません。
停止したのは利用履歴照会サービスに関する機能で、nimocaカード自体は通常どおり利用できます。利用者には、不審なメールに記載されたURLへアクセスせず、nimocaコールセンターへ知らせるよう案内しています。
履歴照会サービスで見られる情報
利用履歴照会サービスは、会員登録後、パソコンやスマートフォンから電子マネーやポイントの残高、利用履歴を確認できるサービスです。確認できる期間は最大2カ月で、電子マネーの利用履歴や残額履歴、ポイントの残高、付与・交換履歴が対象です。
利用できるカードはスターnimocaとクレジットnimocaです。登録していない通常のnimocaカードは対象外で、利用者本人の確認手続きが必要です。
新規登録では、カード番号とメールアドレスを登録した後、本人確認書類とカード裏面の画像を提出します。登録はウェブサイトまたは残高照会アプリから行え、本人確認書類は郵送でも提出できます。
サービス停止から再開まで
ニモカは不正アクセスを受けた10月4日午後5時40分に、利用履歴照会サービスを停止しました。停止対象には新規登録や利用履歴照会などが含まれ、原因と影響範囲の調査を進めました。
その後、プログラムを改修し、セキュリティ対策を実施しました。安全性を確認したとして、利用履歴照会サービスは10月15日に再開しました。
カードそのものはサービス停止中も継続して利用でき、再開したのは履歴照会サービスです。










