ソースネクストは、第三者が会員情報取得APIを不正利用し、会員情報が外部に流出したと発表しました。流出した可能性があるのは2,251万9,960件で、同社はログイン時にパスワードの再設定を求めています。
流出の可能性がある情報は会員情報全体の項目
対象には、メールアドレス、パスワード、氏名、住所、電話番号、生年月日、会社名、役職名、部署名などが含まれます。加入サービスや登録日、ログイン日といったシステム固有の識別情報も対象です。
対象となる全項目がすべての会員について流出したわけではなく、登録状況によって該当する情報は異なります。クレジットカード情報は対象システムに保存されておらず、今回の流出対象には含まれていません。
同じ時期に公表された国内の事例では、大和証券の顧客約11万人の個人情報が流出した可能性があるとされました。焼肉チェーンの運営会社では1,000万件を超える顧客記録が流出し、タイムズカーでは660万アカウントのデータが侵害されたと報告されています。ソースネクストの対象件数は、これらの事例で挙げられた件数を上回ります。
不正アクセスは10月9日ごろから発生
ソースネクストは10月13日午前9時ごろ、会員情報を管理するシステムへの不正アクセスを確認しました。調査の結果、第三者は10月9日午前10時ごろからアクセスし、会員情報取得APIを不正利用して登録情報を取得していたことが判明しました。
同社は外部からの不正な通信を遮断するなどの緊急措置を実施し、10月13日午後1時36分までに不正アクセスを封じ込めました。対応完了後の不正アクセスは確認されておらず、現在も監視を続けています。
APIはシステム間で情報をやり取りする仕組みです。会員情報取得APIが不正利用されたことは公表されていますが、攻撃が成立した具体的な技術上の原因は公表されていません。
ログイン時の再設定と不審な連絡への警戒を案内
同社はアカウントを保護するため、ログイン時にパスワードを再設定する措置を取っています。対象となる会員には、登録済みのメールアドレス宛てに案内を順次送るとしています。
他のサービスでもソースネクストと同じメールアドレスとパスワードの組み合わせを使っている場合、同社は該当サービスのパスワード変更も呼びかけています。流出した可能性のある情報を使って、第三者が他サービスへのログインを試みるおそれがあるためです。
ソースネクストや関係先を装ったメール、SMS、電話、郵便物が届く可能性もあります。同社は、心当たりのないメールやSMSのURL、添付ファイルを開かず、不審なサイトに個人情報やパスワードを入力しないよう案内しています。
外部機関と原因を調査、警察へ被害申告を予定
同社は外部の専門調査機関と連携して詳細な調査を進め、全システムの緊急点検を実施しています。今後、セキュリティ対策、監視体制、情報管理体制を見直し、再発防止に取り組むとしています。
個人情報保護委員会への報告は10月15日に完了しました。所轄警察署には10月16日に被害申告を行う予定で、関係機関の調査や捜査にも協力するとしています。
問い合わせ窓口として、専用電話と問い合わせフォームを設けています。電話の受付時間は午前10時から午後6時までで、土日祝日も受け付けます。










