
『Dota 2』のプロ選手23savageことNuengnara Teeramahanon氏が、マレーシア警察の聴取中に同作をプレイし、40分の試合で32キルを記録しました。警察は同氏にプロ選手かどうかを尋ね、試合後、同氏らを解放したといいます。
警察の聴取でプロ選手か問われる
Nuengnara氏は10月14日、自身のFacebookで、現地13日にマレーシア警察の捜査を受けたと明かしました。警察が家に突入し、同氏とチームメイトのFbz氏、Oli氏を拘束したといいます。
その際、スマートフォンとパスポートを没収され、インターネットを切断されたうえ、PCの電源も落とされたとのことです。3人は手錠をかけられ、警察から仕事の内容や、実際にプロのeスポーツ選手なのかを尋ねられました。
聴取は約2時間続きました。警官のひとりは『Dota 2』やeスポーツチームのFnaticを知っており、Nuengnara氏のInstagramに掲載された写真を見たことなどから、場の雰囲気が和らいだといいます。
40分の試合で32キル
長時間の拘束に耐えかねたNuengnara氏が、あとどのくらい拘束されるのか尋ねると、警察は手錠を外して『Dota 2』をプレイする機会を与えました。試合で腕前を示し、プロ選手であることを伝えました。
Nuengnara氏が選んだのは、刀を扱う鳥人ヒーローのケズです。ケズはKazurai KatanaとShodo Saiという2つの武器セットを切り替えて戦うキャラクターです。
40分の試合で同氏は32キル、3デス、10アシストを記録しました。チーム全体のキル数は52で、Nuengnara氏はその6割以上を挙げました。
チーム戦での役割が表れた試合
『Dota 2』はValveが手がける基本プレイ無料のMOBAです。MOBAは複数のプレイヤーがチームに分かれて戦うジャンルで、同作では5人ずつの2チームがアリーナで対戦します。
試合では、攻め込むルートを選び、味方と連携しながら相手チームの本陣の破壊を目指します。キル数、デス数、アシスト数も試合結果として記録されました。
23savageとして活動する選手
Nuengnara氏は23savageの名で知られ、2016年に同名で活動を始め、2019年から現在まで『Dota 2』のプロ選手として活動しています。今回の出来事の時点では、シンガポールのチームXipto Esportsに所属していました。
同氏は、警官のひとりが知っていたFnaticや、写真に写っていたインフルエンサーのMs. Puiyi氏をきっかけに、警察の態度が和らいだとも述べています。拘束の理由は、Nuengnara氏の投稿からは明らかになっていません。
同氏によると、プレイ後、警察は同氏のものだというヌテラを2箱食べたといいます。











