

米津玄師が、2026年12月11日公開の『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』の主題歌を担当します。書き下ろし曲「春が灯り」を使った予告映像も公開され、後宮を離れた猫猫たちが新たな事件に向き合う物語の一端が描かれました。
童謡を手がかりに制作した新曲
米津は原作者の日向夏、監督の長沼範裕との打ち合わせを経て「春が灯り」を制作しました。脚本を読み込む一方で童謡を参照し、「チューリップ」と「あんたがたどこさ」から大きな影響を受けたと話しています。
米津は、人と人の間で生じる継承について考えたこともコメントしています。誰かの承認や公的な手続きによらず、それぞれが選び取っていくものだという見方を、楽曲制作にあたっての考えとして述べました。
予告映像では新曲の一部を聴けます。水上都市に隠された財宝をめぐる出来事が映し出されます。キービジュアルとキャラクター相関図も公開されました。
亡くなった妃の願いから始まる物語
物語の発端は、5年前に後宮で亡くなった中級妃・若晴を故郷へ帰すよう、帝が壬氏に命じることです。若晴の遺体は生前の姿を保っており、その謎を解くため、猫猫と壬氏たちは未の一族が治める南の地、未南州へ向かいます。
一行がたどり着くのは水上都市です。猫猫は見慣れない薬や植物に関心を寄せますが、土地では前頭領が隠した財宝を狙う水賊が動き、妃の葬儀の日に事件が起きます。
若晴に仕えていた元侍女頭の銀山や、未の一族の末息子・沐清も物語に関わります。水賊の頭領・水蛇が現れた後、若晴の遺体から首が奪われ、沐清も誘拐されます。遺体や財宝をめぐる出来事が、猫猫たちの捜査の軸になります。
既刊小説の特定エピソードではない新作
映画は原作小説の特定の巻をそのまま映像化した作品ではなく、既刊の小説や漫画にも同じ事件は収録されていません。原作・ストーリー原案は日向夏が担当し、映画独自の筋書きが用意されています。
第3期は2026年10月2日から放送中で、映画は同年12月11日に公開されます。公開時期が近いことと、作中の時系列は別の情報です。
スタッフと公開日
監督は長沼範裕、脚本は柿原優子です。猫猫役の悠木碧と壬氏役の大塚剛央が続投し、沐清役を伊瀬茉莉也が務めます。
銀山役は見上愛、水蛇役は小野賢章、若晴役は沢城みゆきです。アニメーション制作はTOHO animation STUDIO、配給は東宝が担当します。
『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』は2026年12月11日に全国公開予定です。











