mpv 0.42公開、Waylandの色管理とHDR出力を改善

オープンソースのメディアプレーヤー「mpv」のバージョン0.42が公開されました。Waylandの色管理プロトコルへの対応やLinuxでのHDR信号処理を加えたほか、DVDメニュー操作やDVD-Audio再生にも対応しています。
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オープンソースのメディアプレーヤー「mpv」のバージョン0.42が公開されました。Waylandの色管理プロトコルへの対応やLinuxでのHDR信号処理を加えたほか、DVDメニュー操作やDVD-Audio再生にも対応しています。

Synapticsが特許侵害を指摘し、Linux向けのオープンソースドライバー「Vino」の開発者に差し止め通知を送った後、GitHub上のリポジトリは公開されなくなりました。 Vinoは、近年のDisplayLink機器に対応するため、コミュニティーの開発者がリバースエンジニアリングで作っていた実験的なドライバーです。

AMDのAIソフトウェア担当バイスプレジデント、Anush Elangovan氏が、Linuxディストリビューション「Omarchy」をXで称賛しました。Elangovan氏は近年、AMDによるROCmの開発を率いてきました。

cPGuardの更新システムが侵害され、悪意あるスクリプトがLinuxサーバーにバックドアを設置し、認証情報などを持ち出しました。開発元のOpsShieldは2,946台への影響を確認し、修正版への更新に加えて、流出した可能性のあるパスワードや鍵の変更を求めています。

CentOSの共同創設者でRocky Linuxを立ち上げたGregory Kurtzer氏が、AIエージェントを使って独立したカーネル「Ginux」を11日間で開発しました。約13万9,000行のコードとテストが作られ、GinuxはRocky Linux 10を起動してsystemdのマルチユーザー目標まで進みます。

KDE開発者のEike Hein氏が、新しい端末エミュレーター「Kwi」の開発を始めました。KDEの既存端末Konsoleに代わる選択肢を目指していますが、現時点では実験段階で、Konsoleを置き換えるかは決まっていません。

OpenShot 4.1が公開され、動画プレビュー用の自動最適化、プレビュー画面でのテキスト編集、コマンドラインからの動画制作に対応しました。Linux ARM64向けビルドも加わりました。

Canonicalは、読み取り専用を基本とするLinuxデスクトップ「Ubuntu Core Desktop」の開発を再開しました。ブラウザー中心の端末、開発者向けワークステーション、ゲーム機の3用途を初期目標に掲げ、今後数週間で日次ビルド用の基盤を整える方針です。Canonicalは具体的な公開日を公表していません。The RegisterはUbuntu 27.04の時期にプレビューが登場する可能性を報じています。

LinuxカーネルのRaspberry Pi向けリポジトリに、未発表の「Pi Zero 3 W」と「Pi 4 Model A」に対応するデバイスツリーが追加されました。 2機種の開発を示す手掛かりですが、Raspberry Piは製品として発表していません。

Linux 7.4では、FAT32のファイルにディスク領域を事前割り当てする処理を改める変更が取り込まれました。ベンチマークでは最大265倍の性能向上が報告されています。対象は、ファイルサイズを変えずに領域を確保する処理です。

System76の容積11リットルのLinuxデスクトップ「Thelio Prime」は、11月18日に発売予定です。AMD Ryzen 9000シリーズを搭載し、グラフィックス、メモリー、ストレージを選べます。価格は1,599ドル(約25万円)からです。CPUとGPUを別々の熱室に収める設計で、パネルは工具を使わずに開けられます。

AMD Ryzen 9 9900X3D2搭載デスクトップで、CachyOS、Fedora Workstation 45、Ubuntu 26.10のCPU・システムベンチマークが実施されました。3つのディストリビューションはカーネルや標準コンパイラーの構成が異なり、その違いも結果に関係します。グラフィックス性能は比較していません。

Hyprland 0.57が2026年10月28日に公開され、Compizを思わせるウィンドウの揺れ効果や、画面共有でワークスペースを選ぶ機能が加わりました。ぼかしの種類も増え、設定形式やLua API、入力操作に関する変更も含まれています。

Ikey Doherty氏が、デスクトップ向けLinuxディストリビューション「Pavee OS」の開発を発表しました。Pavee OSは、同氏が開発するディストリビューション構築基盤「Barney」と共通レイヤー「bny-base」を土台に構築する計画です。

Ubuntu 26.10のSnapdragon X1 Elite向けConcept版をAcer Swift 14 AIで検証したところ、Ubuntu 26.04からのCPU性能比較が行われた一方、GPU描画や無線LANなどの課題が残りました。対象機は12コアのX1E-78100搭載モデルですが、Ubuntu 26.04以降、ソフトウェア上では8コアとして認識されています。

Intel Arc GPU向けの起動時ツール「arc-rebar」は、Resizable BARに対応しないマザーボードで、CPUからGPUのVRAMを広く参照できるようにします。2015年世代のマザーボードとArc B580を使った検証では、測定されたVRAM帯域が15 GB/sから392 GB/sに上がりました。

ValveはSteamOS 3.9.5を公開しました。SteamOS 3.9系列で初の安定版で、Linux 7.2カーネルやKDE Plasma 6.7への更新、Steam Deckの待機時消費電力の改善などが含まれます。

systemdの開発版に、C言語に加えてRustで新しいプログラムを書ける仕組みが追加されました。対象は既存コードと連携する末端のプログラムで、systemdの中核部分をRustへ移す変更ではありません。Rust対応は任意で、ビルド時に有効化できます。

Linux 7.4向けに、AMDのGPUドライバーAMDGPUでHDMI 2.1のFRLが標準で有効になります。VRR(可変リフレッシュレート)やALLM(自動低遅延モード)にも対応します。

OS/2向けに開発されたファイルシステム「HPFS」のLinuxカーネル用ドライバーを削除するパッチが、Linuxカーネルのメーリングリストに提出されました。対象はコード全体の6,969行です。Linux 7.5に採用されるかは、今後の判断に委ねられています。

SparkyOS 2026.10が公開されました。Arch Linuxを基盤とするOSをUSBメモリーから起動し、内蔵ストレージへインストールせずに使えます。開発側は、対応するパソコンを使い分けながら、USB上の環境で更新やアプリの追加、データの保存を行う使い方を想定しています。
Linux 7.4のHIDサブシステムに、Nintendo Switch 2用コントローラーの新しいドライバーが追加されました。Valve Softwareの協力を受けて開発され、Joy-Con 2、Pro Controller 2、GameCube NSOコントローラーの基本的な入力を扱います。

System76は、Linuxデスクトップ環境COSMICの更新版「Epoch 1.11」を公開しました。モーダルダイアログがほかのウィンドウに隠れないようにするWaylandプロトコルへの対応や、ハイブリッドGPU搭載PCでゲームに使うGPUを適切に選ぶ修正が含まれています。

Linux 7.4に向け、約1万7000行のRustカーネルコードが追加される予定です。更新の中心は、バイト列と構造体を安全に変換するライブラリー「Zerocopy」と、カーネル内でRustを使うための基盤です。自己参照を含む構造体の初期化や診断機能の改善も盛り込まれています。

Linux向けの新しいファイルシステム「BeamFS」のRFC(意見募集を目的とする提案)が送付されました。単一のストレージデバイス上でデータの誤りを訂正する設計で、放射線の影響を受ける環境での利用を想定しています。

Linuxカーネルの安定版「Linux 7.3」が公開されました。システムのI/O性能向上や、AMDの次世代CPU「Zen 6」に向けた準備などが含まれます。カーネルは、OSの中核としてハードウェアやソフトウェアの処理を管理する部分です。

Linus Torvalds氏が、大規模なファイルキャッシュ競合を抑えるLinuxカーネルの修正案を、初めて大規模言語モデル(LLM)の支援を受けて作成し、開発ブランチに投稿しました。専用の合成ベンチマークでは23倍の性能向上が出た一方、Torvalds氏は実際の負荷では同じ結果にならないとしています。

Red HatのChristian Schaller氏は、Claude Codeを使い、Linuxで動作しなくなっていたPlustekのフィルムスキャナー用ドライバーと、ThinkPadのMIPIカメラを修正しました。いずれも、Windowsでの動作や実機のデータを手掛かりに、未公開のハードウェア仕様を調べる取り組みです。

Epic Gamesは2026年10月14日、Windows、macOS、Linux向けの新しいEpic Games Launcherをプレビュー公開しました。開発ではAIエージェントにコードの作成とレビューを担わせ、チームが全工程を管理・監督したとしています。

Metaで開発されているオープンソースのデバッガー「drgn」が、バージョン0.3になりました。Linuxカーネルの解析機能を拡充し、信頼できないデバッグ情報やコアダンプを扱う際の安全性も強化しています。

ネットワーク経由でファイルを保存・共有するNAS向けのLinuxベースOS「TrueNAS」の次期版、TrueNAS 27 RC.1が公開されました。Linux 6.18 LTSとストレージ管理・ファイルシステムのOpenZFS 2.4を採用し、検索、SSDとHDDの併用、障害時のファイル共有継続などを強化しています。TrueNASは正式版27.0を2026年12月上旬に公開する予定で、S3対応の新しいオブジェクトストレージ機能は早期アクセスとして提供します。
Linux 7.3-rc6では、ドライバーやネットワークを中心に幅広い修正が入りました。Linus Torvalds氏は変更の内訳を「通常」とし、小さなエラー処理の修正が多い状況を、AI時代の「新しい通常」と表現しました。

GooglebookではDebian Linux環境を使って開発ツールやLinuxアプリを実行できますが、GUIアプリはTerminalアプリ内の別画面で起動します。Chromebookではアプリ一覧から個別に起動できるため、Linuxアプリの起動方法が異なります。

Raspberry Piは、Debian TrixieをベースにしたPC・Mac向けの「Raspberry Pi Desktop」を公開しました。64ビットのamd64版で、ダウンロードしてUSBメモリーから起動できます。

Linux向けの圧縮メモリ方式「CRAM」は、圧縮したデータをスワップ領域ではなくメモリ内に置き、通常のRAMと同じ仕組みで扱う設計です。Tom's Hardwareによると、読み出し性能は比較対象のZRAMに対して最大452倍です。圧縮メモリの読み出し時に生じるページフォールトやスワップ動作の負担を抑えることが、設計の狙いです。

System76は、Linuxデスクトップ環境COSMICの更新版「Epoch 1.10」を公開しました。アプリやファイルを検索するCOSMIC Launcherでは、GPUを使うWGPUによる描画が標準で有効になりました。

Asahi Linuxの開発者Sven Peter氏が、Apple M4向けの基本的な対応とMacBook Neo向けの変更をLinuxカーネルに取り込むため、プルリクエストを提出しました。Linux 7.4での対応が見込まれますが、当初は対象機器にカーネルをインストールできる段階で、実用には追加開発が必要です。