
イマジニアの2027年3月期中間期は、売上高が前年同期比13.1%増の29億7,094万1,000円となり、営業損益は1億2,999万6,000円の赤字から2億2,014万8,000円の黒字へ転換しました。経常利益は8億9,926万6,000円で、前年同期比572.2%増となり、通期予想の7億6,000万円を中間期だけで上回りました。
ゲームタイトルを複数のハードに展開
当中間期には、Nintendo Switch向けに『メダロット カードロボトルRB』を発売しました。『Fit Boxing 3 -Your パーソナルトレーナー』は、イマジニア初のNintendo Switch 2向けソフトとして発売されました。
Nintendo SwitchとNintendo Switch 2の両方に対応するタイトルとして、『ミステリーの歩き方2 人魚伝説殺人事件』も発売されました。
イマジニアグループは「コンテンツ事業」の単一セグメントで事業を運営しています。中間期の連結売上高と利益はグループ全体の実績です。第1四半期にも『メダロット カードロボトルRB』を発売し、同四半期の売上高は13億6,509万4,000円、営業利益は1億7,399万2,000円でした。
営業利益と経常利益の差
営業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業の営業活動に関する利益です。経常利益は、営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いて算出されます。
イマジニアの中間期は、営業利益が2億2,014万8,000円だったのに対し、経常利益は8億9,926万6,000円でした。損益計算書では、投資有価証券売却益7億6,653万1,000円が営業外収益に計上され、経常利益を押し上げています。
親会社株主に帰属する中間純利益は5億8,487万8,000円で、前年同期比607.1%増でした。純利益は、税引前の利益から法人税などを差し引いた最終段階の利益です。
増収に加え、キャッシュフローも増加
売上高は29億7,094万1,000円で、前年同期の26億2,710万2,000円から増加しました。売上総利益は19億2,180万4,000円、販売費及び一般管理費は17億165万5,000円でした。
営業活動によるキャッシュフローは3億3,584万8,000円の収入となり、前年同期の2億9,828万5,000円の支出から転じました。投資活動によるキャッシュフローは78億547万3,000円の収入、財務活動によるキャッシュフローは配当金の支払いなどにより3億4,486万6,000円の支出でした。
中間期末の現金及び現金同等物は103億9,194万8,000円で、期首から77億8,610万5,000円増加しました。投資活動では、有価証券の売却・償還による収入と取得による支出が計上されています。
通期予想と年間配当は据え置き
2027年3月期の通期連結業績予想は、売上高57億8,000万円、営業利益2億5,000万円です。経常利益は7億6,000万円、親会社株主に帰属する当期純利益は5億円を見込んでいます。
中間期の経常利益8億9,926万6,000円は通期予想を上回り、親会社株主に帰属する中間純利益5億8,487万8,000円も通期予想を超えました。それでも通期業績予想に変更はなく、年間配当予想も前期と同額の1株当たり60円に据え置かれています。
中間期末の総資産は137億9,286万6,000円、純資産は127億1,646万9,000円でした。自己資本比率は91.0%で、前期末の92.0%から1.0ポイント低下しています。











