
CD PROJEKT REDは、『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター』のパッチ5.01をPC、PlayStation 5、Xbox Series X|S向けに配信しました。ゲームプレイや表示の不具合を修正し、家庭用ゲーム機版ではパフォーマンス向上を目的に最適化しています。Nintendo Switch 2版のアップデートも準備中で、他機種との変更点の差を小さくする方針です。
パッチ5.01でゲームプレイと表示の問題を修正
ゲームプレイでは、ゲームセッション中に有効にした場合にしか機能しなかった「オイルの自動塗布」を修正しました。特定の状況で小舟が制御不能になり、地形との衝突判定を無視して移動する問題や、回避の反応が遅れることがある問題にも対応しています。
アビリティ「爆発盾」にダメージ反射が追加されました。一方、「相乗効果」のボーナスに誤った数値が表示される問題、オプションが無効でも爆弾を投げられる問題、全力疾走と回避を同時に行うとゲラルトの気力をすべて消費する問題が修正されています。
UI(ゲーム内の操作画面)では、消えずに残ることがあるアビリティポイント獲得のポップアップや、瞑想画面の操作ヒントの点滅などを修正しました。はしごを使う際のアニメーションも改善されています。
PC版はグラフィック設定とGPU選択を調整
PC版では、ゲームを再起動するとGTAO品質設定がリセットされる問題や、ゲームが誤ったGPUを選ぶことがある問題に対応しました。GTAOは、ゲーム内の環境光などを描画する設定項目です。
対応していないGPUでも一部のグラフィック設定を有効にできる問題や、プリセットを切り替えると非対応GPUにDLSSやXeSSが適用される問題も修正しました。アンチエイリアスモードを変えた後、動的解像度スケーリングの表示が誤る場合にも対応しています。
動的解像度スケーリングは、場面の負荷に応じて描画解像度を下げ、フレームレートを保つ仕組みです。Game Watchの2022年の新世代機向けアップデートのレビューでは、戦闘など負荷の高い場面で解像度を下げて描画し、フレームレートを稼ぐと説明されています。同レビューは、当時のアップデートでAMD FidelityFX Super Resolution(FSR)にも対応し、解像度を下げた状態でも映像品質を維持できると評価していました。
家庭用ゲーム機版は最適化と描画オプションを追加
家庭用ゲーム機版では、パフォーマンス向上を目的に最適化しました。グラフィック設定にはブルーム、ライトシャフト、被写界深度の項目を追加しています。
PlayStation 5では、起動のたびに設定がリセットされる問題と、各グラフィックモードのフレームレート上限が正しく設定されない問題を修正しました。ポーズメニューでタブを切り替えた後、ボイス音量がほかのゲーム内音声より大幅に小さくなる問題も、家庭用ゲーム機版で修正されています。
PC版では動的解像度スケーリングの初期設定を「オフ」に変更しました。また、特定の構成で同機能が映像の乱れを起こす問題も修正されています。
Switch 2版は鮮明さやシャープネスも改善予定
CD PROJEKT REDはNintendo Switch 2版のアップデートにも取り組んでいます。PCや現行の家庭用ゲーム機版に反映された変更を導入し、プラットフォーム間の差を最小化する方針です。
Switch 2版では、映像の鮮明さやシャープネスなど、同機種固有の要素も改善するとしています。詳細は近日中に発表する予定です。
パッチ5.01では、セーブデータに影響する可能性がある問題を修正し、すでに影響を受けた可能性のあるデータに対処する措置も加えました。バックエンドの問題によりポリシーへの同意画面が再び表示されるため、設定を確認するよう案内しています。











