
サシャ・バロン・コーエンが10月11日、風刺キャラクター「アリ・G」に扮した約300人とロンドンを巡り、そっくりさんコンテストを開きました。イベントは新作映画『Ali G: Who Iz I?』の公開に合わせたもので、同作は10月23日から1週間限定で劇場公開され、その後Prime Videoで配信される予定です。Amazon MGM作品の一般的な劇場公開例と比べても、上映期間は短い設定です。
300人のファンとロンドンの名所を巡回
コーエンは黄色の「Ali G」パーカーとパンツを着用し、ラップ好きのテレビ記者という設定のアリ・Gとして参加しました。アリ・Gは、コーエンが演じたスケッチ番組『Da Ali G Show』のキャラクターです。
参加者は二階建てバスに乗り、テムズ川での船上イベントにも加わりました。ビッグベンやマーブル・アーチの近くで写真を撮り、レスター・スクエアのマクドナルドではハンバーガーを数百個注文しました。
行程の最後には、シネワールド・レスター・スクエアでアリ・Gそっくりさんコンテストが開かれ、コーエンが優勝者を発表しました。コーエンとファンが決めぜりふ「Booyakasha!」を唱える動画などが、公式Instagramに投稿されました。
新作はアリ・Gが父親になる物語
『Ali G: Who Iz I?』では、恋人が妊娠8カ月だと知ったアリ・Gが、子どもの誕生に備えてアメリカへ向かいます。コーエンが主演し、長編映画の監督も務めます。
アリ・Gは、2000年に英国で始まった『Da Ali G Show』で登場し、番組は後にHBOでも放送されました。キャラクターが映画に進出したのは、マーク・マイロッド監督による2002年の『Ali G Indahouse』が最初です。
同番組にはボラットやブルーノも登場し、それぞれ映画の主人公となりました。ボラットは2006年に映画デビューし、2020年には続編が公開されています。ブルーノの映画は2009年に公開されました。
劇場公開は1週間に限定
Amazon MGM Studiosは本作を10月23日に劇場公開し、上映期間を1週間に限る計画です。劇場公開後はPrime Videoで配信する予定です。
Amazon MGM作品の別の例では、『Project Hail Mary』は劇場公開からPrime Video配信まで105日を置きました。劇場公開後、デジタルのレンタル・購入、MGM+での配信を経てPrime Videoに移る方式でした。
Amazon MGM作品でも公開方式は一様でない
Amazon MGM作品の劇場独占期間は作品ごとに異なります。2026年の例として、『Mercy』は31日、『Melania』は38日、『Crime 101』は45日間、劇場で上映されました。
一方、『Red One』は劇場公開後にPrime Videoへ直接移る作品として企画されました。『Project Hail Mary』のようにレンタル・購入やMGM+を挟む作品もあり、Amazon MGMには複数の公開経路があります。
他社でも劇場独占期間の見直しが進んでいます。ユニバーサルは17日間から31日間へ延長し、翌年から45日間にする方針を示しました。パラマウントも45日間への延長を発表しており、1週間限定の『Ali G: Who Iz I?』は、これらより短い設定です。











