
『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズの非公式対戦・交流サービス「スマメイト」が、2026年10月25日でサービスを終了します。第36期レーティング対戦は前日の24日23時に終了し、26日からは全ページを閲覧できなくなります。運営者は、個人の趣味として安全な運営を続けることが難しくなったと説明しています。
対戦終了から全ページ公開終了まで
第36期レーティング対戦は、10月24日23時に終了します。サービス自体は翌25日23時59分に終了し、全ページの公開も終わります。
10月26日以降は、サイト内のすべてのページを閲覧できなくなります。運営者は、必要なデータがある利用者に対し、サービス終了までに各自で保存するよう案内しています。
スマメイトは2014年、スマブラを楽しんでいた個人が趣味の一環として開発したサイトです。シリーズの対戦や交流を目的に運営されてきました。
個人運営の継続が難しくなった理由
運営者は、本業や生活環境の変化に伴い、ゲームをプレイする機会とサイトの開発・運営に使える時間が年々減っていたと説明しています。個人で運営を続けるうえで、時間の確保が課題になっていました。
もう一つの理由として挙げたのが、AIを悪用したサイバー攻撃の高度化・活発化です。運営者は、Webサイトで突発的かつ迅速なセキュリティ対応が必要となる場面が増えていると述べています。
10月21日に話題となった「PHP2SHELL」への対応は完了したものの、同様の事態が起きた際、今後も迅速に対応できるとは限らないとしています。安全な運営には継続的な管理と緊急時の対応体制が必要だとして、個人の趣味として責任を持ち続けるのは難しいと判断しました。
PHP2SHELLが示す運営上のリスク
PHPは、Webサイトやアプリケーションの開発に使われるプログラミング言語です。情報処理推進機構(IPA)は、PHPのメモリ不足時のエラー処理とリクエスト処理に関する2件の脆弱性を公表し、その組み合わせを「PHP2shell」と呼んでいます。
この脆弱性を悪用された場合、遠隔の第三者が任意のコードを実行する可能性があります。影響を受けるのは、PHP 8.2.35より前の8.2系、8.3.36より前の8.3系、8.4.27より前の8.4系、8.5.12より前の8.5系です。
修正版として、PHP 8.2.35、8.3.36、8.4.27、8.5.12が公開されています。IPAは、開発者の情報を確認して最新版へ更新することや、更新が難しい場合に暫定対策を検討することを案内しています。スマメイトの運営者は、この脆弱性への対応を済ませたうえで、将来の緊急対応を続けられるかという運営体制の問題を終了理由に挙げました。
同様のサービスを新設する場合
スマメイトの運営者は、同じような仕様や機能を持つサービスを新たに開発・運営すること自体は問題ないとしています。利用者が運営元の違いを認識できるよう、新サービスの名称に「スマメイト」を使うことや、既存のロゴを使うことは控えるよう求めています。
一方、「スマメイトのようなサービス」と説明する形で名称に触れることは差し支えないとしています。新しい運営者が別のサービスとして提供する場合の名称とロゴの扱いを明確にしました。











