
Astrocadeは、AIを使って遊べるコンテンツを作成・公開できるプラットフォームです。CEOのAmir Sadeghian氏によると、月間利用者は直近4カ月で約500万人から1,000万人に倍増しました。

4カ月で月間利用者が倍増
Astrocadeでは、利用者がAIツールでゲームなどのインタラクティブコンテンツを作り、ほかの利用者に公開できます。GamesBeatによると、月間利用者は1,000万人で、月に2億2,000万回のプレイセッションがあります。第三者のクリエイターが制作した「playables」と呼ばれるカジュアルなコンテンツは、10万件を超えています。

同社は、利用者がコンテンツを視聴するのではなく、実際に遊ぶ縦スクロール型のフィードを運営しています。アルゴリズムによる推薦機能も備えています。ユーザー制作コンテンツのプラットフォームとしてRobloxと比べられることについて、Sadeghian氏は、Astrocadeはむしろ新しい形のYouTubeに近いと説明しています。

利用者数は、米国で本格的な成長施策を始める前に伸びたとSadeghian氏は述べています。クリエイターは国連加盟国193カ国のうち191カ国に広がり、その数は数十万人に上ると同氏は述べています。AstrocadeはiOSアプリの提供準備も進めています。

AIへの指示から遊べるコンテンツを公開
Astrocadeでは、自然言語によるAIツールを使ってゲームのアイデアを遊べるコンテンツにし、同じプラットフォーム上で公開できます。従来のゲーム制作ではプログラミングや画像素材の用意、開発チームが必要になる場合がありました。同社は、AIで制作の技術的なハードルを下げようとしています。

フィードでの配信や推薦もプラットフォームに組み込まれています。一般的なコンテンツ推薦が「何を見たいか」を扱うのに対し、Astrocadeは利用者が「何を遊びたいか」に合わせた推薦技術に投資しているとGamesBeatは伝えています。
Astrocadeのコンテンツはゲームに限らず、AIコンパニオンや教育向けコンテンツ、インタラクティブなシミュレーションにも広がっています。Sadeghian氏は、制作ツールを提供する理由として、利用者が何を作り、どう遊ぶかというデータをモデルの改善に使える点を挙げています。こうした用途を踏まえ、Astrocadeはゲームではなく「playables」という呼び方を使っています。
プレイ回数に応じた報酬と今後の展開
クリエイターには、作ったコンテンツが遊ばれた回数に応じて報酬が支払われます。Astrocadeは現在、利用者の拡大を優先しており、Sadeghian氏は収益を重視するのは2027年になるとの見通しを示しました。
Kotakuが紹介した人気コンテンツには、『Minecraft』に似た作品や、著作権のあるキャラクターを使った作品、人気のRoblox作品を模したものが含まれます。人気作の中には、数十万回から数百万回再生されたものもあります。
Astrocadeは、米国でのマーケティングを強化し、iOSアプリを準備しています。
利用者の拡大が問うコンテンツの幅
人気を集める作品には、既存ゲームや著作権のあるキャラクターを模したものもあります。Kotakuは、こうした作品がAstrocadeのAIツールで作られていると伝えています。クリエイターへの報酬も、同社の取り組みの一つです。











