CEEGA gala, Poznań International Fair
出典: ceega.eu

ポーランド・ポズナンで10月23日に開かれた「CEEGA 2026」で、Sad Cat Studiosの「REPLACED」が最優秀ゲーム賞を受賞しました。ゲームデザイン賞とナラティブ賞も受賞し、計3部門での受賞となりました。

「REPLACED」が主要3部門を受賞

CEEGAは「Central & Eastern European Game Awards」の略称で、中・東欧地域のゲーム作品を表彰するアワードです。2026年の授賞式は、ポズナンで開催されたゲームイベント「Poznań Game Arena」の初日に行われました。

「REPLACED」は最優秀ゲーム賞に加え、ゲームデザイン賞とナラティブ賞を受賞しました。最優秀ゲーム賞には「Cronos: The New Dawn」「Dying Light: The Beast」「Mafia: The Old Country」もノミネートされていました。

同作はビジュアルアート賞、オーディオ賞、技術賞にもノミネートされました。

16団体の代表が審査する仕組み

CEEGAは2018年、中・東欧地域のゲーム業界団体による共同プロジェクトとして始まりました。運営を担うのはCreative Industries Institute(IPK)で、授賞式はポズナン国際見本市の会場で開催されます。

2026年は中・東欧16カ国の作品が対象となり、8部門で各4作品が候補に挙がりました。審査員は各国の代表者で構成され、候補作から受賞作を選びます。

地域の16団体がそれぞれ審査員を2人推薦し、専門ジャーナリストとゲーム業界の実務者が審査に加わります。審査員は8部門の候補作を選び、各部門で投票して受賞作を決定します。2026年、「REPLACED」は6部門でノミネートされ、最多ノミネート作となりました。

受賞作以外にも幅広い候補

CEEGA 2026のビジュアルアート賞には「MOUSE: P.I. For Hire」「Mafia: The Old Country」「REPLACED」「Rue Valley」がノミネートされました。オーディオ賞では「Cronos: The New Dawn」「METAL EDEN」「REPLACED」「Rue Valley」が候補に入りました。

技術賞には「Dying Light: The Beast」「Mafia: The Old Country」「REPLACED」「Ukrainian Fight Drone Simulator」がノミネートされました。隠れた名作賞では「Don't Sleep With The Fishes」「Cat Isle」「Loot Loop」「TROLEU」が候補に挙がりました。

授賞式では、国際人権団体Amnesty Internationalによる「Code the Rights」の表彰も行われました。ゲームを通じて人権問題や社会課題を扱う作品が対象で、「Phonopolis」「Hell Is Us」「Tides of Tomorrow」がBest Game部門に、「Liberated」がSpecial Award部門に挙げられています。

中・東欧の開発基盤を示す各国の数字

European Games Developer Federation(EGDF)の2024年報告書は、ポーランドのゲーム開発会社を824社、チェコを180社、ルーマニアを200社、スロバキアを66社と集計しています。

同報告書によると、ゲーム開発会社とパブリッシャーで働く人は、ポーランドが10,508人、チェコが3,800人、ルーマニアが6,100人、スロバキアが831人です。

CEEGAは大規模スタジオの作品だけでなく、インディー作品も含む8部門で候補を選びます。