Supporting image for Gley Lancer: Overdrive Press release
出典: gamespress.com

1992年の横スクロールシューティングを再構成

『Gley Lancer: Overdrive』は、1992年にメガドライブ向けに発売された横スクロールシューティング『グレイランサー』のリメイクです。ネオジオ向けに作り直し、敵の出現パターンなどを引き継ぎながら、アニメーションや敵機のグラフィックを高精細に描き直しています。

オリジナル版では、プレイヤーは自機に随伴する2基の「ガンナー」を使い、開始時に7種類のフォーメーションから選んで戦います。1992年の日本発売後、作品は批評家から賛否の分かれる評価を受けました。ファミ通の採点は40点満点中22点で、Mega Drive Advanced Gamingは89%を付けています。

今回の試遊版では、開始時に5種類のフォーメーションを選べました。自機の向きに合わせて撃つノーマル、敵を自動で狙うサーチ、3方向へ撃つマルチ、自機の軌跡を追うシャドウ、ガンナーが回転するロールです。

新要素「オーバードライブ」は防御と攻撃に対応

操作系はオリジナル版を踏襲し、Aボタンで速度、Bボタンでショット、Cボタンでガンナーを操作します。新たに加わったDボタンの「オーバードライブ」を発動すると、自機の周囲にエネルギーフィールドができます。

フィールドは敵の攻撃を防ぐほか、自機の移動方向へ飛ばして攻撃にも使えます。防御と攻撃を兼ねるため、敵の位置や進行方向を見て使いどころを選びます。

試遊者は、敵の攻撃をしのぎながらフィールドを有効な方向へ放てたときに手応えを感じたとしています。ステージ1は比較的難度が控えめで、敵の動きを見ながら新要素を試せる内容でした。

描写を細かくしつつ、ステージのテンポを維持

リメイク版では自機の攻撃や、敵機が被弾して爆発するアニメーションが細かくなっています。背景も変化し、ステージ1は巨大宇宙船が破壊される場面から始まります。木星のリングを全景で描き、ボス戦前には宇宙ステーションが爆発する演出もあります。

敵を倒したときの表現も、オリジナル版から変わりました。オリジナル版では短いアニメーションで敵が消え、連続して敵を倒す感覚が前面に出ていました。リメイク版は撃破の動きを細かく描き、1体ごとの手応えを強めています。

試遊者は、演出が細かくなっても操作中にテンポの悪さは感じなかったとしています。敵の出現と攻撃のペースは軽快なままで、試遊者は描写の変化とシューティングの爽快感が両立していると評価しました。

3ステージまでの試遊と発売予定

ステージ2では惑星ネレディーの海上を進み、敵の攻撃が強まりました。試遊者は何度か撃墜されたものの、復帰までの時間は短く、BGMも途切れません。試遊者は、失敗後も再挑戦しやすい構成と評価しています。

ステージ3の舞台は惑星エノラです。壁や背景に走る赤と青の筋が、細胞を思わせる表現に変わっています。オリジナル版のイメージから離れた変更ですが、試遊者は踏み込んだアレンジとして受け止めました。

試遊できたのはステージ3までで、出展版はアルファ版でした。試遊では調整不足に感じる箇所がありました。『Gley Lancer: Overdrive』は、ネオジオAES(家庭用)とネオジオMVS(アーケード)のほか、PC(Steam)、PS4、PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch向けに2027年発売予定です。