
Razerは2026年10月6日、XboxとPCに対応するゲームパッド「Wolverine V4 Pro」と「Wolverine V4 Tournament Edition」を発表しました。両モデルは静電容量式スティックを採用し、PC接続時は最大8000Hzのポーリングレートに対応します。価格はProが3万6080円、Tournament Editionが1万7980円です。
2モデルは接続方式とカスタマイズ性が異なる
Wolverine V4 Proはワイヤレスと有線に対応し、Tournament Editionは有線接続です。どちらもXbox公式ライセンスを取得しています。
Proはスティックキャップを交換でき、フェイスプレートも着脱式です。底面の追加ボタン4個は磁石式で、それぞれ取り外せます。
Tournament Editionはフェイスプレートとスティック頂部が固定式です。一方、追加ボタン4個や背面のクローグリップバンパー、最大8000HzのポーリングレートなどはProと共通です。
静電容量式センサーを採用
両モデルは、スティックの動きを読み取るセンサーに非接触の静電容量式を採用しました。Razerによると、前世代のWolverine V3 Pro 8K PCに使われたTMR式と比べ、解像度や電力効率に優れ、磁気干渉にも強い方式です。
ゲーム修理隊の解説では、従来型スティックでは内部部品の摩耗がドリフトの原因になるとしています。また、ホール効果式とTMR式はいずれも非接触で動きを検知し、摩耗によるドリフトを抑える仕組みです。
ゲーム修理隊は、TMR式ではホール効果式より細かな操作を読み取れると説明しています。SCUFも、両方式は検知部の物理的な接触を避ける一方、TMR式はホール効果式より高い精度を特徴とすると説明しています。
PCでは最大8000Hz、Xboxでは250Hz
ポーリングレートは、コントローラーが入力データをシステムへ送る頻度です。Razerによると、両モデルはPCで最大8000Hz、Xboxで最大250Hzに対応します。Xboxでの上限はゲーム機側の仕様によるものです。
1秒あたりの報告回数から間隔を計算すると、8000Hzでは約0.125ミリ秒ごと、250Hzでは4ミリ秒ごとになります。これは入力報告の間隔であり、操作から画面表示までの遅延全体を表す数値ではありません。
SCUFの解説によると、250Hzの入力報告による最大遅延は約4ミリ秒、1000Hzでは約1ミリ秒です。また、ポーリングレートだけでなく、ゲームの処理やシステム性能、画面のリフレッシュレート、接続方式も応答性に関係します。
操作設定とモデルごとの装備
Proには交換用キャップを含む計6個のスティックキャップが付属し、底面の追加ボタンは使い方に応じて取り外せます。フェイスプレートも交換でき、外観を変更できます。
両モデルとも、Razer Synapseやコンパニオンアプリでボタン割り当て、スティックのデッドゾーン、トリガーの作動範囲を調整できます。設定は最大4つのオンボードプロファイルに保存できます。
Tournament Editionにはマイクロスイッチ式アクションボタンと、4方向または8方向に切り替えられる方向キーがあります。









