
『Star Wars: Galactic Racer』の開発チームは、アップグレードやメタ進行を試作する際、付箋とサイコロを使ったボードゲーム形式を採用しました。Fuse Gamesのマット・ウェブスターCEOらは、アイデアを素早く形にし、プレイヤーが狙った感情を得られるか試すための選択だったと説明しています。

アップグレードの進行を紙上で組み立てる
開発チームは、ゲーム内のアップグレードとメタ進行を付箋で盤面に配置しました。メタ進行とは、個々のレースを越えて続く進行要素です。試作では完成版のゲームを再現せず、紙とサイコロを使ってアイデアを書き留め、動かしました。
ウェブスター氏によると、現代のゲームエンジンを使えばソフトウェア上で多くの試作ができますが、考えを書き出して話し合う方が速い場合もあります。クリエイティブディレクターのキアラン・クリミンズ氏も、検証したい感情に最短でたどり着ける道具を選ぶと述べています。
クリミンズ氏は、プレイヤーがシステムを実際に遊んだとき、狙った感情を感じるかを検証すると説明しました。
遊べる試作で確かめるゲームの手触り
クリミンズ氏は、ゲームの手触りは、システムを遊べるようにしてプレイヤーに渡すまで分からないと話しました。チームは目指す感情を定め、プレイヤーが実際にそれを感じるか確かめるため、試作を早く遊べる状態にする方針です。
この考え方は、Riot Gamesで研究開発を率いるトム・キャドウェル氏が説明した試作の目的とも重なります。キャドウェル氏は、試作段階で代表的なゲーム体験を用意し、重要な新要素を試し、対象とするプレイヤーがプレイテストで楽しめるか確かめると述べています。
キャドウェル氏によれば、試作では多くのアイデアが採用されず、プレイテストで問題が見つかることもあります。そのため、重要な問いに直接関係しない部分は作り込みすぎず、試す回数を増やすことを重視します。
『Burnout』とのつながりはレースの勢い
Eurogamerのレビューは、『Galactic Racer』に戦利品や装備、物語上の選択肢があっても、レースゲームとしての勢いは失われていないと評価しました。『Galactic Racer』の開発では、『Burnout』の精神をどう取り入れるかも話題になっています。











