『コミックシーモア』お客様の情報流出に関するご報告|編集部ニュース|マンガ(漫画)出版社|シーモアコミックスのページ
出典: 『コミックシーモア』お客様の情報流出に関するご報告|編集部ニュース|マンガ(漫画)出版社|シーモアコミックス

10月29日に5機能を再開

コミックシーモアは、第三者による不正アクセスと会員情報の一部流出を受けて10月15日から停止していたサービスを、10月29日に一部再開しました。停止から約2週間を経ての再開ですが、利用できる機能は限られています。

再開したのは、購入済み作品のブラウザ閲覧、読み放題サービスのブラウザ利用、会員情報の変更、登録中の月額メニューの解約申請、読み放題サービスの解約申請です。利用にはパスワードの再発行が必要です。

コミックシーモアは10月29日16時台に再開を案内しました。公式Xの投稿には2万件を超える「いいね」が付いたと報じられました。

購入や新規登録などは停止中

本棚アプリの利用は引き続き停止しており、NTTソルマーレは近日中の再開を予定しています。作品やポイントの購入は、決済手段ごとに順次再開する方針です。

新刊の自動購入、サイトの退会、新規会員登録も再開していません。ポイント履歴や月額登録履歴、購入履歴などの確認も停止中の機能に含まれます。

NTTソルマーレは、停止期間中、読み放題サービスや月額メニューの料金は基本的に自動で引き落とされないと案内しています。一部の決済手段では引き落としが発生する場合があり、該当する利用者には個別に対応する方針です。停止中に有効期限を迎えたポイントも、後日対応するとしています。

パスワードの再発行と使い回しへの対応

再開した機能を使うには、コミックシーモアのパスワードを再発行する必要があります。流出した情報にはメールアドレスとパスワードの組み合わせが含まれており、NTTソルマーレは、同じ組み合わせを他社サービスでも使っている場合、そのサービスのパスワードも変更するよう求めています。

IPA(情報処理推進機構)は、あるサービスから流出したIDとパスワードを別のサービスで試す「リスト型攻撃」を、不正ログインの手口として挙げています。流出した情報が他のサービスへのログインに悪用されるおそれがあるため、同じパスワードを使っているサービスでは、それぞれ異なるパスワードに変更することが対策になります。

IPAは、パスワードを長く複雑にし、サービス間で使い回さないことを推奨しています。また、複数の認証要素を組み合わせる多要素認証も、不正ログイン対策として設定を勧めています。身に覚えのないメールやSMSのリンクから情報を入力せず、真偽に迷う場合は公式サイトや公式アプリから確認するよう案内しています。

不正アクセスによる漏えいと事業者の報告

個人情報保護委員会は、不正アクセスにより個人データが漏えいした場合、または漏えいのおそれがある場合を、事業者に報告を義務付けるケースに挙げています。要配慮個人情報の漏えいや、財産的被害につながるおそれのある情報の漏えいなども対象です。

報告義務の対象には、個人データに関係する本人の数が1,000人を超える漏えいも含まれます。対象となる事態が発覚した事業者は、個人情報保護委員会への報告に加えて、本人への通知も求められます。

個人情報保護委員会は、発覚後は速やかに報告するよう案内し、不正な目的による漏えいのおそれがある場合の報告期限を発覚日から60日以内としています。