
パラマウント・ピクチャーズは、スティーブン・スピルバーグに『トランスフォーマー』シリーズ全体のクリエイティブ面を監修させます。実写映画第8作の開発が始まるなか、スピルバーグは同作の製作総指揮も務めます。一方、予告されていた『G.I.ジョー』とのクロスオーバー映画は中止され、両シリーズは別々に展開されます。
第8作は現代が舞台、監督は未定
第8作はジェイソン・フックスが脚本を担当し、現代を舞台にする予定です。
長年シリーズを手がけてきたロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが製作に参加し、スピルバーグは製作総指揮として加わります。さらに、個別作品だけでなくシリーズ全体のクリエイティブを監修する役割を担います。
パラマウントは、過去作に出演したシャイア・ラブーフが新作に復帰しないと明らかにしました。
クロスオーバー計画は中止
パラマウントは、『トランスフォーマー』と『G.I.ジョー』のクロスオーバー映画を正式に中止しました。両作品の登場人物が同じ映画で共演する企画でしたが、実現には至りません。
今後は二つのシリーズを独立して展開する方針です。
初期作では製作総指揮と脚本への助言
スピルバーグは2004年に、実写映画第1作の製作総指揮に就任しました。また、脚本家ロベルト・オーチーとアレックス・カーツマンの草稿を読み、改善点を伝えていました。
第1作の脚本では、少年と車の関係を物語の中心に据える案をスピルバーグが提案しました。初期の実写映画では、製作総指揮にとどまらず、物語の方向にも関わっていました。
パラマウントは、スピルバーグがシリーズ初期の作風づくりに関わったと説明しています。第8作の製作総指揮に加えてシリーズ全体の監修を任せる今回の体制には、過去作での役割と重なる部分があります。
興行と観客評価には作品ごとの差
スチュアート・トーマスがまとめた実写映画の興行収入では、第1作は世界で7億830万ドル、第2作は8億3650万ドルでした。第3作は11億2000万ドル、第4作は11億ドルで、いずれも10億ドルを超えています。
その後の作品では、第5作が6億290万ドル、『バンブルビー』が4億6470万ドル、『ビースト覚醒』が4億3920万ドルでした。興行収入は初期作から近年作にかけて一様に伸び続けたわけではありません。
観客評価の指標であるRotten TomatoesのPopcornmeterでは、第1作が85%、『ビースト覚醒』が84%、『バンブルビー』が75%です。これらの数字は興行収入の順位と一致せず、観客評価と興行成績は作品ごとに異なります。











