Charlie Cox by Gage Skidmore
写真: Gage Skidmore / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons

チャーリー・コックスが、セガの未発表ゲームで台詞の収録を終えたと明かしました。収録には約40時間を要し、米国人の役を想定していた制作側に、コックスが英国人だと知られていなかったというエピソードも語っています。セガはゲーム名や発売時期を公表していません。

コックスが語った収録の経緯

コックスは2026年のニューヨーク・コミコンでIGNの取材に応じ、セガのゲームに参加したと説明しました。「まだ名前はない」と話し、収録はすでに終えたとしています。

制作側から出演を依頼されて引き受けた後、初日の現場でスタッフと対面したといいます。スタッフはコックスが英国人だと気づき、米国人だと思っていたと、本人は振り返りました。

コックスによると、必要な収録時間は「40時間かそこら」でした。米国風のアクセントで話す台詞を、準備していない状態で録ることになったとも語っています。

未発表タイトルについて分かっていること

セガはゲーム名を公表していません。コックスの役名やゲームの内容、発売時期も明らかになっていません。

コックスは同年の別の機会にも、新しいゲームの収録を予定していると話していました。

セガは『Stranger Than Heaven』や『Alien: Isolation 2』など、別の作品を今後のラインアップとして挙げています。コックスは今回のゲームに名前がないと話しています。

ゲーム収録で台詞の流れをつかみにくい理由

ゲームでは、プレイヤーの行動に応じて台詞を呼び出せるよう、会話を個別の部分に分けて収録することがあります。そのため俳優には、映画のような通しの脚本ではなく、場面の前後関係が見えにくい台詞が渡される場合があります。

CBC Artsで、俳優ジェニファー・ヘイルはゲームの収録では脚本を事前に見ず、文脈のない台詞を読むことが多かったと説明しています。ゲームの台詞は物語の順に録るのではなく、プレイヤーの選択や進行に合わせて使われるためです。

『ウォッチドッグス』で主人公のエイデン・ピアースを演じたノーム・ジェンキンスは、数百の台詞に加え、動作に伴う息づかいやうめき声も収録したと語っています。同作ではプレイ時間の長さに応じて多くの台詞が必要になり、収録時には物語のどの段階に当たるかを意識することが重要だったといいます。

コックスのゲーム出演と今後

コックスは『Clair Obscur: Expedition 33』でグスターヴの声を担当しました。IGNによると、同作では約4時間の収録で台詞を録り終え、2025年のゲームアワードで演技賞にノミネートされています。

今回のセガ作品では約40時間の収録に関わったとし、コックス自身もゲームの仕事を「まったく違う仕事」と表現しました。

コックスが出演するドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』のシーズン3は、2027年初頭の配信予定です。