
リドリー・スコット監督の映画『ハンニバル』(2001年)がYouTubeで無料視聴できると、Polygonが伝えています。アンソニー・ホプキンス演じるハンニバル・レクターと、ジュリアン・ムーア演じるFBI捜査官クラリス・スターリングを描く、『羊たちの沈黙』の続編です。

YouTubeで無料視聴できる続編
『ハンニバル』は、トマス・ハリスが1999年に刊行した同名小説をもとに、スコットが監督した作品です。前作から数年後、クラリスは捜査の失敗をめぐってFBI内で立場を悪くする一方、レクターはイタリアで暮らしています。

レクターの過去の患者メイソン・ヴァージャーは、レクターを捕らえようとします。クラリスもその計画に関わり、レクターの行方を追う彼女と、レクターを狙うヴァージャーの思惑が交差します。

原作の結末を映画で変更
小説では、レクターによる拷問や洗脳を経て、クラリスが彼と恋愛関係になる結末が描かれます。前作でクラリスを演じたジョディ・フォスターは、Varietyのインタビューで、当時は別の作品を撮影していたため続編に参加しなかったと振り返りました。

フォスターによると、ジョナサン・デミ監督は小説を評価せず、映画化に加わらない判断をしました。フォスター自身もクラリスという人物を大切に思っており、原作の展開を受け入れにくかったと語っています。
スコット版は小説の結末を変え、クラリスがレクターを逮捕しようとする展開を採用しました。彼女はレクターに手錠をかけますが、レクターは逃れるために自分の手を切り落とします。映画では、クラリスが洗脳されてレクターの側につく結末にはなっていません。
前作との評価の差
『羊たちの沈黙』は、1988年刊行の小説を映画化した作品です。世界興収は2億7,300万ドルを超えたとPolygonは記しています。Polygonは、『ハンニバル』が前作の成功には届かなかったと述べています。
Polygonは、前作の緊張感に対し、続編はゴア表現や暴力、ショック演出に傾いたと評価しています。一方で、ゲイリー・オールドマン演じるヴァージャーや、ムーア独自のクラリス像、自由なレクターを演じるホプキンスにも見どころを挙げています。
主要人物と物語の軸
フォスターはVarietyのインタビューで、クラリスがFBIに残っていたらどのような人物になったかを今も考えると語りました。










