Switch 2 Exploit News: SmileBASIC 4 Opens the Door for Jailbreak! - YouTube
出典: youtube.com

脱獄を使いSwitch 2でYouTubeを起動

Nintendo Switch 2で、ソフトウェア改変の「脱獄」を利用してYouTubeを動かす事例が報告されました。Switch 2はYouTubeに対応していませんが、10月25日にはXユーザーのbyizmyshが起動の様子を公開しています。脱獄の公開後、ゲームデータの抽出や、再起動時の手順を簡略化する可能性のある手法も報告されています。

動作に使われたのは、オープンソースのVacuumTubeを基にした環境です。VacuumTubeは、テレビやゲーム機向けのYouTube画面「YouTube Leanback」をデスクトップで使えるようにする非公式のラッパーです。YouTube Leanback自体は公式のHTML5インターフェースで、独自のYouTubeクライアントを新たに作る方式ではありません。

VacuumTubeはElectronでYouTubeアプリを装い、コントローラーとタッチ操作に対応します。Switch 2での実行例は、脱獄した本体でこのテレビ向け画面を動かしたものです。任天堂が提供する公式YouTubeアプリではありません。

初期の脱獄は起動のたびに外部機器が必要

今回の動作の前提となる脱獄は、セキュリティ研究者のSammy Hajhamid(pepsipu)が公開したものです。これは本体の電源を入れるときや再起動後に、コンピューターなどの外部補助機器を接続して手順を実行する「テザード」方式です。Switch 2向けに確認された初の脱獄として報告されています。

脱獄とは、通常のメーカー制限を越えてソフトウェアを実行できるようにする改変です。今回の環境はYouTubeの起動に使われたほか、ゲーム関連データの抽出にも使われています。こうした利用は、公式の対応アプリを追加する通常のソフトウェア更新とは異なります。

この脱獄では、起動のたびにSwitch用ゲームを使う方式が使われています。今回の報告では、脱獄の公開後にYouTubeの起動だけでなく、ゲームデータを扱う動きも出ています。

『The Duskbloods』と『マリオカート ワールド』のデータ

ユーザーが、Nintendo Switch 2向けタイトル『The Duskbloods』のベータ版データと、『マリオカート ワールド』のアセットを含むゲームファイルやRomFSアーカイブを抽出したと報告されています。RomFSは、ゲーム内のデータを格納するファイルシステムです。

ゲームを復号できれば、プレイ可能なROMの作成につながる可能性があります。これは条件付きの見通しで、抽出されたデータからすでにプレイ可能なROMが作られたという報告ではありません。

未テザード方式の報告も

コンソール向け自作ソフトの開発者でもあるセキュリティ研究者Gezineが、未テザード方式のSwitch 2向けエクスプロイトを開発したと報告されています。エクスプロイトは、ソフトウェアの欠陥を利用して処理を実行する手法です。

未テザード方式が実現すれば、電源投入や再起動のたびに外部機器を接続する必要がなくなる可能性があります。報告では、エクスプロイトの一連の処理をセーブデータ内に置く方式とされています。対して、Hajhamidが公開した方式は起動のたびに外部補助機器が必要です。