出典: automaton-media.com

『エースコンバット8』では、機体を後ろ向きにしてトンネルを通過するプレイ動画が投稿されています。失速後の機動を利用した操縦で、発売直後から曲芸飛行を披露するプレイヤーが相次いでいます。

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後ろ向きのままトンネルを通過

バンダイナムコエンターテインメントの『ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE(エースコンバット8)』は、2026年10月2日に発売されたフライトシューティングゲームです。PC、PS5、Xbox Series X|Sに対応しています。

プレイヤーのdarkskryll321氏がXに投稿した動画では、トンネルに入る直前に機首を上げ、機体を半回転させて後ろ向きの飛行へ移行します。そのままトンネル内を飛び抜ける様子が収められています。

本作では、接触ダメージを軽減する設定を有効にしている場合を除き、地面や地形に衝突すると機体が爆発します。動画では速度表示が細かく変化し、尾翼も動いており、狭い場所を通るための操作が続いています。

失速後の機動を使った曲芸飛行

この飛行に使われているのは、ポストストールマニューバ(PSM)です。ポストストールは失速後を意味し、ゲーム内では一部の機体で、失速状態に近いときの特殊な機動を操作できます。

代表的な動きが「コブラ」と「クルビット」です。コブラは機首を急に持ち上げてから水平姿勢に戻す動きで、クルビットは機首を戻さず後方へ一回転させます。動画のように姿勢を変えて後ろ向きに飛ぶ操縦は、こうした機動を応用したものです。

PSMは対戦中にミサイルを避ける用途にも使われています。一方、通常のプレイでミサイルを避けるには、コントローラーのL2とR2を同時に押しながら機首を上げるハイGターンでも対応できます。曲芸飛行はゲームクリアに必須ではありません。

実機のコブラには機体の条件がある

実機のコブラは、水平飛行から機首を急に持ち上げ、進行方向と高度をほぼ変えずに姿勢を戻す機動です。機首を上げたときには大きな迎角となり、操縦には難しさが伴います。

クルビットは、コブラのように機首を上げた状態から前方へ戻さず、後方へ一回転して水平姿勢に戻る機動です。外見上は高度を大きく変えない宙返りのように見えます。

こうした機動には、高いポストストール能力を持つ機体が必要とされます。推力偏向ノズルを備えた機体ではクルビットの難度が下がる場合もあります。実機とゲームでは、機動の条件や操作方法、挙動が異なります。

発売直後のSteamでも上位に

曲芸飛行の動画が投稿された時期には、Steam上でも『エースコンバット8』が上位に入っていました。ASCII.jpが10月5日13時に集計した日本の売上ランキングでは1位で、ユーザー評価は「非常に好評」でした。

EurogamerがSteamDBの数値として伝えた同時接続プレイヤー数のピークは、正式発売翌日の10月3日に記録した52,694人です。前作『エースコンバット7』のSteamでのピークは13,758人でした。

PSMを使ったクリップはほかにも投稿され、対戦での回避や操縦テクニックの披露に利用されています。