Petroff Gamesのシングルプレイヤー向け宇宙4Xストラテジー『Imperium』がSteamで発売されました。プレイごとに銀河の星や惑星、敵対する帝国の配置が変わり、探索、植民、資源配分、外交、戦争を組み合わせて帝国を築きます。21種族と6つの勝利条件があり、艦船の設計や植民地の運営もプレイヤーが選びます。
星間航路を進み、惑星を開発
4Xは「探索」「拡張」「資源活用」「敵対勢力との戦闘」を軸に帝国を築くストラテジーのジャンルです。『Imperium』では、星間航路をたどって恒星系を見つけ、惑星、衛星、小惑星へ植民しながら領土を広げます。これらの行動は別々の段階に限られず、ゲーム設計に応じて重なり合います。
植民地はタイル単位で開発し、産業、研究、食料、防衛施設、軌道施設などを整えます。施設の配置を通じて特定の生産に強い惑星を育てたり、総督に運営を任せて銀河規模の戦略に注力したりできます。
艦船と外交で勝利を目指す
艦船は5種類の船体クラスを基に、エンジン、動力、センサー、防御装置、兵器を選んで設計します。戦術戦闘では艦隊の規模に加え、艦船の設計も戦力を左右します。
登場する21種族はそれぞれ異なる強み、性格、野望を持ちます。影響力を外交、統治、諜報に振り分け、大使館の設立や協定・同盟の交渉、情報収集を進められます。戦争を選び、勝利後に賠償を求めることもできます。
勝利条件は、敵の母星の征服や領土支配のほか、恒久的な平和の実現、銀河元老院を通じた権力掌握など計6種類です。元老院で支持を集めて首相になるか、皇帝として全権を担うかも選べます。軍事的な征服に加え、外交や政治を軸に銀河の主導権を得る道があります。
『Ascendancy』と重なる宇宙4Xの要素
1995年発売の『Ascendancy』は、種族を選んで宇宙を探索し、植民地を築き、他勢力との戦闘に臨むターン制ストラテジーです。21種族から選べる点も『Imperium』と共通します。
『Ascendancy』では、惑星ごとに目的に応じた植民地を建設し、艦船の部品を組み合わせて設計します。『Imperium』も惑星のタイル開発と艦船設計を取り入れています。どちらも領土の拡大に加え、植民地運営や艦隊の準備を進めます。
外交と軍事の両方を扱う点も共通しています。『Ascendancy』では異星種族との外交関係を築くか、戦争を選べます。『Imperium』では協定や同盟の交渉に加え、開戦と賠償請求も選択肢に含まれ、勝利条件には平和の実現や銀河元老院での権力掌握があります。
Steamでの販売価格と生成AIの利用
Steamでは通常価格3,150円で販売され、発売記念として11月17日まで10%引きの2,835円で購入できます。デモ版も配信されています。発売翌日の11月4日23時時点では、23件のユーザーレビューのうち82%が好評でした。
開発者は、本作を個人で開発し、生成AIをコンテンツ制作に広く利用したと公表しています。惑星の地表、建物、種族や艦船のアート、インターフェースや販売用画像にはMidjourneyとChatGPTを使い、Photoshopで編集・調整したとのことです。音楽にはSuno、効果音にはElevenLabsを使い、出荷前に各素材を開発者が確認、編集、承認しています。
開発者によると、ゲームの設計、システム、バランスは自身が手がけました。ゲーム内の対戦相手に使われるAIは、生成AIではなく従来型のアルゴリズムです。











